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松島温泉 パレス松洲

花々が開く、みちのくの春へどうぞ。

松島の松は常緑ですが、眺望には四季折々の美しさがあります。春には春の花々が、日本三景を彩ります。

  • 悲恋伝説を持つ、寄り添い立つ紅梅・白梅。

    伊達政宗の嫡孫・光宗の霊廟として開山した名刹・円通院。その向かいに、比翼塚があります。
    これは鎌倉時代、秋田の象潟から嫁ぐために松島を訪れた女性の伝説にもとづくものです。夫となるべき男はすでにこの世を去っており、女性はその菩提を弔いつつ男の両親を支え、その死後は剃髪して「紅蓮尼」として松島で生涯を終えた、というものです。
    紅蓮尼は供えられた米で作った焼き菓子を村の人々にふるまったといわれ、このお菓子「松島こうれん」はいまも作られています(パレス松洲の売店でもお求めいただけます)。
    紅蓮尼のいいなづけが愛したと伝わる紅白の梅が、比翼塚を見下ろしています。いまも3月下旬には花を咲かせます。
    松島こうれん 紅蓮屋

  • 大歌人の伝説が残る、桜の名所。

    平安時代末期の大歌人、西行法師。若くして上皇を警護する「北面の武士」に任じられ、歌詠みとしても名高かった彼は、22歳で地位を捨てて出家します。
    西行は28歳のときに、東北地方に歌枕を訪ねる旅に出たと伝わっています。旅先で童子と問答し、やりこめられて帰途についた、というのがその伝説ですが、実はこの「西行戻し」の旧跡は日本各地にあります。そのひとつが、松島の「西行戻しの松」です。
    現在は「西行戻しの松公園」として周辺が整備され、桜の名所となっています。4月中旬から5月上旬にかけて、咲き誇るソメイヨシノの枝越しに島々を望む、贅沢な景観を楽しむことができます。すてきなカフェもありますよ。
    カフェ le Roman ロマン

汐岬の湯 サンペルラ志摩

近郊おすすめスポット

古くから「一生に一度はお伊勢さん」と言われる伊勢神宮。日本随一のパワースポットである神宮をご参拝しませんか。

  • 「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれる伊勢神宮

    外宮は衣食住、産業を守護する豊受大神が御祭神。高倉山麓の神域には大杉などに囲まれた唯一神明造りの御正殿や多賀宮などの宮が立ち並びます。内宮は2000年の歴史をもつ天照大御神を祀る宮。五十鈴川ほとりの広い神域には御正宮をはじめ日本古来の建築様式の宮社が立ち並び、外宮と共に20年に一度式年遷宮が行われます。

  • 神恩感謝のおかげ横丁

    内宮前のおかげ横丁は伊勢が最もにぎわった江戸期から明治期の伊勢路の町並みを移築・再現した「おかげ横丁」。約50店舗からなる町には老舗の味名産、歴史、風習、人情などが凝縮されています。

防長苑

春の山口散策スポット

春うらら。桜や新緑、温泉など「春さんぽ」を楽しむスポットをご紹介します。

  • 瑠璃光寺(るりこうじ)五重塔(国宝)

    防長苑から約4kmの場所にある瑠璃光寺五重塔は、その美しさから国宝に指定されています。
    五重塔が建つ香山公園内には約170本の桜が咲き誇り、夜はライトアップされ夜桜も楽しめます。

  • 常栄寺雪舟(せっしゅう)庭

    防長苑から約5kmの場所にある雪舟庭は、画僧雪舟が築庭したと伝えられています。
    中央に大きな池があり、周回する遊歩道を歩きながら景観の変化を楽しむことができる池泉回遊式の庭園です。

  • 足湯

    防長苑のある湯田温泉街には無料で利用できる「足湯」が6ヶ所あります。
    街あるきを楽しみながら足湯をめぐってほっと一息ついてみませんか?

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